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平成24年度京都御所秋季一般公開(京都) [施設建物]

 平成24年度京都御所秋季一般公開に行ってきました。  (20121102)


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承明門(じょうめいもん)からの紫宸殿(ししんでん)



京都御所は鎌倉時代中期から明治時代初頭まで歴代天皇が住んでいた宮殿。平安の頃に始まった寝殿造りから室町の武家造りへ移行する様が見て取れる貴重な建築物で普段は申し込まないと見学はできないところです。春と秋の年2回、申し込み不要の一般公開がされているので見に行ってきました。秋の一般公開は平成24年10月31日~11月4日まで。

宜秋門
一般公開の入口の宜秋門です。持ち物検査を受けます。団体の人が並んでいましたが、暫くすると直ぐに入れました。
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諸大夫(しょだいぶ)の間
正式に参殿した者の控えの間。その人の身分の違いによって部屋が分けられていたそうです。一番格式の高い奥(写真の右)から「虎の間」=公卿クラス、「鶴の間」=殿上人クラス、「桜の間」=諸大夫クラスだそうです。
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新御車寄(しんみくるまよせ)
大正天皇の即位の際に自動車が利用できるように新築された新御車寄。天皇の為の玄関だそうです。
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紫宸殿(ししんでん)と右近の桜、左近の橘
紫宸殿は即位式など、最も重要な御所の正殿。紫宸殿の前庭には、向かって右が左近の桜、左が右近の橘・・・右近・左近は、あくまで紫宸殿の天皇陛下の目線になっているそうです。
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春興殿
大正天皇の即位の時に建てられ、三種の神器奉安の儀式が行わたそうです。11/3,4にはこの前で蹴鞠、雅楽演奏が催されるそうです。
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清涼殿
清涼殿は天皇が日常の生活をされる場所だそうです。
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御池庭
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小御所
小御所は主に皇太子の元服や、立太子の儀式 や、武士との謁見に使用。幕末のあの「王政復古の大号令」が発せられた小御所会議の場所だそうです。
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御常御殿(おつねごてん)
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御三間(おみま)
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御三間を出た休憩所から見た建物です。
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一般公開の立て看板です。
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当日は雨が降ったり晴れたりと忙しい日でしたが新御車寄、紫宸殿、春興殿の良いところを晴れた状態で見ることが出来たのはラッキーでした。外人さんも沢山見学に来ていて、さすが京都と再認識しました。普段見ることが出来ない貴重な建築物を見れたのは本当に良かったです。見学が終わった後、お蕎麦と甘い物を食べに行ったのですが、それは後日に・・・
今回はコメント欄を閉じさせていただきました。
ご訪問していただきありがとうございました。



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