山崎豊子展 [出来事]
大阪高島屋で開催されていた山崎豊子展を見てきました。(20160121)
山崎豊子展は「白い巨塔」、「沈まぬ太陽」など数多くの社会派小説を生み出し、2013年9月に89歳で他界。今年、三回忌を迎えた作家、山崎豊子さんの軌跡「追悼 山崎豊子展~不屈の取材、情熱の作家人生~」を紹介する展示会。2015年9月25日からの東京を皮切りに、横浜、京都、大阪の髙島屋で開催されていて、私は最後の大阪会場(2016/01/20-02/01)を見てきました。
山崎豊子さんは老舗小倉屋山本(昆布屋)の長女、著書は暖簾(33才)、白い巨塔(33才)、華麗なる一族(49才)、大地の子(69才)、沈まぬ太陽(75才)、運命の人(85才)、約束の海(89才)など多くを執筆され、また、「花のれん」で39回直木賞(34才)、「運命の人」で毎日出版文化賞特別賞(85才)を受賞されたそうです。
山崎豊子さんの小説の多くが、映画化されたり、ドラマ化されていることに改めて驚きました。
私はその中でも「沈まぬ太陽」の小説を読み、映画(主演渡辺謙さん)を見に行って、ともに感動したことを思い出しました。
「沈まぬ太陽」
~どんな逆境にあっても希望を捨てない主人公。労働組合委員長として、過酷な労働条件は空の事故にも繋がりかねないと待遇改善を強硬に訴え。そのため、懲罰人事ともいえる海外の僻地へ追いやられる。以来10年、各地を転々とする。帰国後に起きたジャンボ機墜落事故の遺族担当部長に任命される・・・
チラシです。
展示会の詳細はホームページに掲載されています。こちら
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/yamasaki.html
展示会場の外の書籍などの販売コーナー
展示会を見て「白い巨塔」、「華麗なる一族」、「沈まぬ太陽」などの小説を作り上げるまで、緻密な取材などのご苦労が少しわかった感じがしました。
さらに、「約束の海(89才)」(戦争を書き続けることが作家としての使命として取り組まれていた最後の長編小説)の続編の第2部(ハワイ編)、第3部(千年の海編)の構想も作成されていたそうです。
本当に素晴らしいですね。
ご訪問していただきありがとうございました。
山崎豊子展は「白い巨塔」、「沈まぬ太陽」など数多くの社会派小説を生み出し、2013年9月に89歳で他界。今年、三回忌を迎えた作家、山崎豊子さんの軌跡「追悼 山崎豊子展~不屈の取材、情熱の作家人生~」を紹介する展示会。2015年9月25日からの東京を皮切りに、横浜、京都、大阪の髙島屋で開催されていて、私は最後の大阪会場(2016/01/20-02/01)を見てきました。
山崎豊子さんは老舗小倉屋山本(昆布屋)の長女、著書は暖簾(33才)、白い巨塔(33才)、華麗なる一族(49才)、大地の子(69才)、沈まぬ太陽(75才)、運命の人(85才)、約束の海(89才)など多くを執筆され、また、「花のれん」で39回直木賞(34才)、「運命の人」で毎日出版文化賞特別賞(85才)を受賞されたそうです。
山崎豊子さんの小説の多くが、映画化されたり、ドラマ化されていることに改めて驚きました。
私はその中でも「沈まぬ太陽」の小説を読み、映画(主演渡辺謙さん)を見に行って、ともに感動したことを思い出しました。
「沈まぬ太陽」
~どんな逆境にあっても希望を捨てない主人公。労働組合委員長として、過酷な労働条件は空の事故にも繋がりかねないと待遇改善を強硬に訴え。そのため、懲罰人事ともいえる海外の僻地へ追いやられる。以来10年、各地を転々とする。帰国後に起きたジャンボ機墜落事故の遺族担当部長に任命される・・・
(チラシ引用)
チラシです。
展示会の詳細はホームページに掲載されています。こちら
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/yamasaki.html
展示会場の外の書籍などの販売コーナー
展示会を見て「白い巨塔」、「華麗なる一族」、「沈まぬ太陽」などの小説を作り上げるまで、緻密な取材などのご苦労が少しわかった感じがしました。
さらに、「約束の海(89才)」(戦争を書き続けることが作家としての使命として取り組まれていた最後の長編小説)の続編の第2部(ハワイ編)、第3部(千年の海編)の構想も作成されていたそうです。
本当に素晴らしいですね。
ご訪問していただきありがとうございました。
2016-01-25 13:02
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お久しぶりです。
私も昔は山崎豊子さんの本よく読んでました。
懐かしい本ばかりです。
by 彩風 (2016-01-25 16:27)
史実に関わった人々の心を描くことで
その史実がその当時の社会や、見ている人々の時代に与えた影響が
より身近なものになる。そんな印象があります。
入り口は色々ありますね。作家さんを知って作品を読む。
それにしても緻密な取材に基づく創作活動をされる方が少なくなっていくのはちょっと心配ですね。
by orange (2016-01-25 21:29)
本は不毛地帯のみですが、映画やドラマは観ています。
よい作品が多いですね。
by green_blue_sky (2016-01-25 21:29)
本当にほとんどの作品がドラマ化、映画化されているのですね。
大地の子や田宮二郎の白い巨塔(古いf^_^;))はいまでも強く印象に残っています。
by kuwachan (2016-01-26 09:15)
秋に横浜でも開催されていて、見に行きました。
1つの作品を書くのに膨大な量の資料とインタビューテープ、圧倒されました。
by sheri (2016-01-26 16:27)
彩風 さんへ
コメントありがとうございます。
私は、「沈まぬ太陽」を75才で書かれていたことを初めて知りました。
年を重ねられても緻密な取材をもとにして長編社会派小説などを
書かれるのは凄いですね・・・(^O^)
by ken (2016-01-27 11:15)
orange さんへ
コメントありがとうございます。
社会派小説がこれほど緻密な取材などで書かれていたことを
初めて知りました。構想の下書きなども見ればみるほど大変さが
伝わってきました。社会派小説を書くのは大変と思いますが、
これから活躍される方に期待したいです・・・(^O^)
by ken (2016-01-27 11:16)
green_blue_sky さんへ
コメントありがとうございます。
私も読んだ作品は少ないのですが、
こんなに多くの作品を残され、映画、ドラマに
されているのは驚きました・・・(^O^)
by ken (2016-01-27 11:16)
kuwachan さんへ
コメントありがとうございます。
私は知人の紹介で「沈まぬ太陽」を読んで感動しました。
田宮二郎さんの「白い巨塔」も会場でビデオダイジェスト
放映されていましたが、医療現場の映像として今でも十分に
考えさせられる内容ですね・・・(^O^)
by ken (2016-01-27 11:17)
sheri さんへ
コメントありがとうございます。
多分、見に行かれているのでは思っていました。
展示の仕方も素晴らしかったですね。
絵画など展示会に行くと、なぜか、その後、
甘いものが欲しくなります・・・(^O^)
by ken (2016-01-27 11:18)
「白い巨塔」は、よく見ましたね。
どこまでがドラマで、どこまで取材に基づいているのか
境目が分からないほどでした。
by starwars2015 (2016-01-27 20:40)
山崎豊子さんの作品は私も夢中で読みました。テレビでドキュメント番組を見たことがありましたが、取材メモがすごいのに驚きました。
by JUNKO (2016-01-27 21:17)
starwars2015 さんへ
コメントありがとうございます。
社会派小説はフィクションかノンフィクションか分からなくなるような
作品が多いようですね。それだけ緻密に取材を重ねているからこそ
書けるのでしょうが、その体力にも凄さを感じました・・・(^O^)
by ken (2016-01-27 21:18)
山崎豊子の作品はまだ読んだことがありませんが、一度読んでみたいですね。
by mamii (2016-01-27 21:54)
「白い巨塔」読みました。
by ねじまき鳥 (2016-01-27 22:38)
JUNKO さんへ
コメントありがとうございます。
山崎豊子さんの作品は時間を忘れるくらいひきつけられますよね。
他の作家の方も同じなのでしょうが、本を書き上げるのに構想、
下調べ、取材などに大変な時間をかけておられることが少し分かった
感じがしました。凄いですね・・・(^O^)
by ken (2016-01-28 13:49)
mamii さんへ
コメントありがとうございます。
私は「沈まぬ太陽」を本で読み、渡辺謙さん主役の映画を見て、
ともに感動しました。他にも白い巨塔、華麗なる一族なども
読んだり、見たりしていますが、良かったです・・・(^O^)
by ken (2016-01-28 13:50)
ねじまき鳥 さんへ
コメントありがとうございます。
「白い巨塔」は今でも起こっている医療の問題に
通じることのようにも感じますね・・・(^O^)
by ken (2016-01-28 13:51)
コメントありがとうごさいました~
東御苑には今まで4~5回は行ってるんですが
行き方が楽で遠くも無いものですから
また一人でブラ~っと行ってみようと思ってます。
映画の「白い巨塔」と「沈まぬ太陽」は
しっかり観ましたです(^^
by makkun (2016-01-28 14:28)
makkun さんへ
コメントありがとうございます。
みんなで撮影を楽しみにされていたところは残念でしたね。
お天気の良い時に出直すのもいいですよね。
白い巨塔、沈まぬ太陽、同じような問題が何時起こっても
おかしくないと感じます・・・(^O^)
by ken (2016-01-28 18:53)
今晩は~^
何時もご訪問&コメント頂きまして有難う御座います
私も以前何冊か拝読しましたが この処さっぱり疎遠となってます
只今 後数か月先ですが 住居移転に伴い様々な雑用で
落ち着きません いつか又一段落したらと 思ってます
by まつみママ (2016-01-28 23:02)
ワタシ 小説の題材になった会社にいたことがあるんですけど
ホントにこの方の取材は 徹底的にされていて
物事に真摯に向き合ってる印象があります。
by だいず (2016-01-29 20:09)
まつみママ さんへ
コメントありがとうございます。
こちらこそ、いつもご訪問、コメントを頂きありがとうございます。
住居移転の準備、大変でしょうね。私も昨秋に宅内配管工事で
引越しと同じくらいの整理を行って大変だったことを思い出しました。
あまり無理をされませんように・・・(^O^)
by ken (2016-01-30 11:49)
だいず さんへ
コメントありがとうございます。
そうだったんですか!
題材になった会社におられたら、なおさら印象深いでしょうね。
私は「白い巨塔」の題材になった教授をよく知っている人から、
緻密な取材で感心したと聞いたことがあります。
何事も徹底することが良い作品などにつながるのでしょうね・・・(^O^)
by ken (2016-01-30 11:58)